最近は着物の話ばかり書いていましたが、実はレトロな洋服も好きです。
少し前に繁華街で電車を降りた時に、歩いていくたくさんの人たちを眺めて、「あれっ、皆モノトーンだ!」と思いました。着物やレトロな服の色柄や形、帽子やタイツなどの小物に心を奪われている私にとって、街の中の人々の服装が、ほとんどモノトーンに見えたのです。
私も派手なものよりシックな色味の方が好きですけど、でも色とか柄って楽しいじゃないですか。どんなものを身につけるかによって気分も変わりますし。出かける日は、何かその日のテーマを決めたりして。あまり周りの人がしていない格好だと目立つかもしれないけど。
でも着ていて気分が上がること、それが大事だと思います。着物の場合は、わざわざ声をかけてほめてくださる人もいます。こちらも周りを見る視点が少し変わりました。
和装も洋装も、素敵だなと思うのは古き良き香りのするものが多いのですが、趣味で色々手作りするようになって、好きな世界観を自分自身でも体現したいと思うようになりました。着物を好きなように着たり、古着やレトロな雰囲気の洋服と帽子を合わせたりして、自分なりに楽しむだけですけど。見た目にこだわりを持つことは、自己肯定感を上げるのに多少役立ちます(笑)
ちなみに私の買うリサイクルの着物や洋服は、ファストファッション並みに安いものばかりです。昔は古着には興味なかったけれど、良いものがとても安く買えたりします。それにビンテージやアンティークは、今はないデザインで作りも凝っていて、買えなくても眺めているだけで楽しいです。
他人からどう見られるか、特に周囲の人にどんな自分を期待されているのか、みたいなことを昔はもっと気にしていたのと、自分の気分とかモードが変わりやすくて、髪型や服装もコロコロ変えていました。でも、やっと自分が本当に好きな格好をできるようになってきた気がしています。今後は自分の服装で気分を上げていきたいです^^